「靖国で会おう」

本土攻撃が激化する中、夜間戦闘機「月光」に乗り込んだ若き海軍中尉・武者滋は

決死の覚悟でB29の大編隊に突入する。

被弾して薄れていく意識の下「月光」が舞い降りたのは、なんと現代の厚木基地だった。

時空を超えて飛来した“英霊”が、私たちの心に問いかける靖国神社の存在とは。


累計発行部数1億1500万部。

第11回日本ミステリー文学大賞受賞。

日本を代表するベストセラー作家が

いま書かなければならなかった物語。

あの日の空、あの時の想いは、いまへとつながっている。

若者たちが純粋に生き、散った時代があった。

そしていま、信じることを忘れた現代に、彼は何を見るのか。

還るべき場所を失くした青年が探し求めた使命とは。

人の生き方、あり方を問う感動の書下ろし長編小説。

「これは、私の代表作になるかもしれない」

浅見光彦シリーズでお馴染み内田康夫氏が

全身全霊をかけた作品が待望の舞台化。